災害時に活躍!新聞紙の活かし方
新聞紙は災害時になにかと役に立ちます。今回は災害時の新聞の活かし方をご紹介いたします。
①服に入れて防寒対策
新聞紙をくしゃくしゃにして上着の下に詰め込むと空気層ができて保温効果がアップします。羽毛布団やダウンジャケットと同じ理屈ですね。
また、70リットルのゴミ用ポリ袋にくしゃくしゃに丸めた新聞紙を10枚くらい入れて、その袋の中に下半身だけ入る。これも保温効果があります。袋だけの場合より空気層ができる効果が大きいです。
②新聞紙で道具を作る
ポリ袋やダンボールなども用いることで、皿、器、コップ、スリッパなどを作ることができます。新聞で作った皿はビニール袋をかぶせれば非常用のお皿になります。コップもビニール袋を使えば飲み物を飲むことができます。
靴下だけでは寒いこともあります。新聞紙でスリッパを作れば防寒対策にもなります。
大人1人分用。半分サイズで折れば子ども用になります。
① 見開き1枚を2つ折りにしたものを用意し、下側を中心に向けて折る
② もう一度折る
③ 裏返し、左1/3を右に折る
④ 右1/3に折る
⑤ ④で折った部分を左下の紙の内側に入れこむ
⑥ 角を内側に折り込み
⑦ 下の両側の角を内側に折り込む
⑧ 裏返して完成。同じものをもう1つ作る
防災ニッポン引用
③トイレを作る
配管などの破損によって、水洗トイレが使えないときの簡易トイレが作れます。
まず便座を上げた便器にポリ袋をかぶせ、便座を下げたら再びポリ袋をかぶせ二重にします。最後は細かく切った新聞紙をポリ袋の中に入れてます。
使用したものはそのままゴミ袋を縛ってごみに出すことができます。災害用のトイレ(袋や凝固剤などがセットになったもの)を準備するのが一番ですが手に入らない場合は、ゴミ袋と新聞紙で代用できます。
④消臭剤として
災害時はごみ収集も普段通りにはいきません。家や避難所にゴミが溜まってしまいます。生ごみや紙おむつなどニオイの出る物は新聞にくるんで捨てると、ニオイを吸い取ってくれる効果もあります。
新聞紙は使い方が色々あります。なによりそのまま捨てれることが便利です。災害時の時のために古新聞を取っておくことをお勧めします。