相続した実家、住む予定がないまま固定資産税を払い続けていませんか
思い出があるから壊すのも売るのも気が進まない、いつか何かに使うかもしれない、そう思いながら、相続した空き家をそのままにしていませんか?
使っていないのに、毎年の固定資産税や管理費用がかさんでいる、そんな方も少なくありません。
建物が古くなると、修繕費や草木の手入れ、防犯対策なども必要になります。
気付けば何もしないまま、年に数十万円の負担が続いている・・・なんてことも。
今回は、空き家にかかる固定資産税や、空き家を放置した場合のリスクについてご紹介します。
そのまま放置していると、固定資産税があがってしまう可能性があります
建物が建っている土地には、通常「住宅用地の特例(軽減措置)」が適用され、土地の固定資産税が最大6分の1に軽減されています。
しかし、空き家をそのまま放置すると、この特例が解除され、土地の固定資産税が一気に6倍になることもあります。
空き家であっても、ただちに増税されるわけではありません。
「倒壊の恐れがある」「周囲に著しく悪影響を及ぼす」などの状態と判断され、自治体から「特定空家」に指定された場合、以下のような影響があります。
・固定資産税等の住宅用地特例の対象から除外される
・行政指導・命令の対象になる
・代執行で取り壊され、費用請求されることも
さらに、令和5年の法改正では、窓や壁が破損しているなど管理が不十分な「特定空家予備軍」の空き家も、「管理不全空家」として、所有者に指導が行われる対象となりました。指導に従わず勧告を受けた場合は、「特定空家」と同様に固定資産税等の軽減措置が受けられなくなります。
国土交通省|空き家対策に関するページはこちら「とりあえずこのまま」はリスクと負担が大きくなるばかり
空き家の問題は、時間が経つほど複雑になっていきます。
今はまだ手を入れれば十分使える状態でも。数年放置すると、売ることも貸すことも難しくなってしまうことがあります。
まずは現状を確認しましょう
空き家は放っておくほど対策が難しくなっていくものです。とはいえ、いきなり売却や解体を決めるのは難しい・・・
まずは現状を把握し、将来の選択肢を整理することからはじめてみませんか。
今の状態を整理することがはじめの一歩です。
以下に、空き家をお持ちの方向けにチェックリストをご用意しました。
実家の空き家チェックリスト
このままで大丈夫?を見直してみませんか。
以下の項目にいくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
ひとつでも当てはまったら「今後どうするか」を考えるタイミングです。
所有不動産に関するお困りごとや、気になることがございましたら、オスカーハウジングスクエアまでお気軽にご相談ください。
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