【不動産市況】富山市内の不動産動向を調べました★売買の参考に★
こんにちは。オスカーハウジングスクエアです。
アメリカのNYタイムズ紙「2025年に行くべき52か所」に、富山市が選ばれました!
記事では魅力的なスポットが紹介されていましたが、私の推しは、立山連峰です。
何十年も見ているのに見飽きません。晴れた日に見ると「山きれい~」と呟いてしまいます。
皆さんの推しスポットは何でしょうか。住んでいると気付かない地元の魅力、この機会に深堀りしてみようと思いました!
そんな魅力的な富山市。
今回は、2024年に富山市で売り出しのあった物件についてのデータをまとめました。
(中部圏不動産流通機構(通称:レインズ)で、富山市内で2024年1月から12月までに登録・成約のあった仲介物件)
不動産の売却・購入をご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
売地について
2024年の新規登録物件は773件でした。2023年に比べ、登録物件は4.5%減少となりました。
坪単価は、登録時は2023年に比べ1.4%上昇しましたが、成約時は9.0%下落しました。
建築コスト高騰の影響などにより、建物にかかる費用が増えてしまう分、土地にかける予算を抑える方が増えている傾向が伺えます。
価格は立地条件やインフラ、都市計画法・建築基準法などの法規制などの影響を受けます。また、富山市の地価公示・地価調査はどちらも昨年より上昇していますので、全体的な土地の価格が下がっているわけではないと考えます。
中古マンションについて
2024年の新規登録物件は208件でした。2023年に比べ、登録物件数は11.4%減少となりました。
物件価格については、登録時価格は2023年に比べ4.2%下落しましたが、これは、物件の築年数が2023年に比べて古かったためだと思われます。
一方、成約物件の平均築年数は2023年に比べて1.9%古かったのに対し、成約価格は5.8%上昇しました。
国土交通省の「不動産価格指数」によると、2024年9月時点で日本全国のマンションの価格は上昇傾向にあるようで、全国的な価格の上昇が伺えます。(2010年平均を100とした場合、2024年9月は207.1)
>国土交通省 | 不動産価格指数
中古戸建について
2024年の新規登録物件は606件でした。2023年と比較すると、登録物件は8.6%増加しました。
登録時の物件価格は2023年とほぼ変わらず横ばいでした。成約時の価格は若干低くなりましたが、これは2023年に比べて平均築年数が古かったためだと思われます。
中古戸建の登録件数は、ここ数年、増加傾向にあります。
成約数も前年より増加しており、新築物件の価格の高騰や物価高の影響などにより、新築・中古にこだわらず検討される方が年々増えている傾向が伺えます。
2024年11月からは「省エネ部位ラベル」の運用がはじまりました。中古住宅の不動産広告に「省エネ部位ラベル」の表示があれば、その物件の省エネ性能が一目で分かるようになります。
また、中古住宅を売買する際には、事前にインスペクション(建物状況調査)を実施することで、引渡後のトラブル回避につながります。
中古住宅に不安を感じる方も多いかもしれませんが、制度をうまく活用することで、安心して売買できる判断材料になります。
ハウジングスクエアでは、インスペクションに関するご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。
インスペクションについてはこちらの記事もぜひご覧ください!
中古住宅の購入が不安!そんな時こそインスペクション・住宅診断を活用しよう!! | 富山・石川の不動産売却・購入はオスカー不動産
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