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火災警報器は交換が必要です

火災警報器は住宅火災から大切なご家族を守るため、とても重要な役割を果たしています。

普段は気にすることはありませんが、24時間365日ずっと見守ってくれています。 そんな火災警報器にも引退の時期がおとずれます。

目次

◆10年が交換の目安です

◆設置した時期が分からない場合は?

◆12月から4月は火災の多い時期です

10年が交換の目安です

火災警報器の交換時期は10年が目安です。

古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため、とても危険です。

設置より10年が経過している場合は、性能維持のため本体ごと交換してください。

※電池だけの交換では電子部品が劣化していた場合、いざという時に作動しない可能性があります。

設置した時期が分からない場合は?

火災警報器を設置した時期が分からない場合は、以下の方法で交換時期をチェックできます。

チェック方法①…音による確認

まずは作動確認し、音を聞いてみましょう。

ボタンを押す、またはひもを引いて作動確認をします。

・正常な場合…「正常をお知らせするメッセージ」または「火災警報音」が鳴ります。

・音が鳴らない場合…「電池切れ」または「機器本体の故障」です。

毎月1回は作動確認しましょう。

チェック方法②…製造年月日の確認

本体の裏ブタを取り外し、製造年月日を確認します。

※外し方は本体を押しながら左に回して外します。メーカーによって異なる場合がありますので、取扱説明書を確認してください。

「製造年月日 120712」 ⇒ 製造年月日:西暦2012年7月12日

写真の火災警報器は交換の必要がありますね。

12月から4月は火災の多い時期です

12月から4月は火災が多くなる時期です。

下のグラフは令和5年版消防白書にある資料ですが、平均を大きく上回っています。空気の乾燥や暖房器具の使用により増加する傾向にあるようです。

これから火災の多くなる時期に向けて火災警報器を確認してみましょう。

10年以上経過している場合は、安心安全にお住まいいただくために、適切な交換をお勧めいたします。