「梅雨のカビ対策」
今年の梅雨入りは全国的に遅れ気味ですが、予想では北陸地方は6/20頃になるようです。
梅雨の時期は湿度が高くなり、カビが発生しやすくなります。
そんな梅雨時期にカビが発生しないようにする対策についてお話しします。
目次
●カビの発生しやすい条件とは
●カビの発生しやすい場所は
●カビを発生させないようにするには
カビが発生する条件とは
カビが発生する条件は以下の3つが挙げられます。
①温度20~30℃
②湿度70%以上
③カビのエサとなる栄養分(食べこぼし、皮脂、水垢など)
このうち1つ以上の条件を取り除くことで予防することが可能です。
ただし条件①の温度は私たちにとっても快適であるため、条件②の湿度、もしくは条件③の栄養分を取り除くようにします。
カビの発生しやすい場所は
カビが発生しやすい場所は、湿気が溜まりやすく風通しの悪いところです。主に以下の場所となります。
①キッチンのシンク下
②浴室
③クローゼット(押入れ)
④シューズボックス
カビを発生させないようにするには
発生しやすい場所ごとの対策は次のとおりです。
①キッチンのシンク下
引出しや扉を開けて風を通します。カビの栄養分となるので食料品の保存は避けましょう。
②浴室
最後に入浴した人は、入浴後に壁や床に50℃以上のシャワーかけて、シャンプーや皮脂の汚れを流しましょう。
その後、冷水をかけて浴室の温度を下げましょう。最後に換気扇を運転させて湿度を下げましょう。
③クローゼット(押入れ)
物を詰め込みすぎないようにして通気性を良くします。布団を収納するときは「すのこ」を敷くとよいでしょう。
また扇風機などで風を送り込み、時々空気を入れ換えましょう。
④シューズボックス
濡れた靴をそのまま収納すると湿気やニオイがこもるので、一晩おいて湿気を取ってから収納しましょう。
また、除湿剤を入れておくのも効果的です。
カビの発生の予防は日々のお手入れでおこなうことができます。
こまめにお手入れして快適に梅雨をのりきりましょう。