住まいのお手入れ住まいの知恵

クローゼット掃除は衣替えのタイミングで

春になり暖かくなってくると、いよいよ衣替えのシーズンです。衣替えのタイミングに合わせてクローゼットを掃除して、収納をすっきりさせましょう。

目次

■クローゼット掃除は衣替えに合わせて

■カビ・防虫対策

収納するときの工夫

クローゼット掃除は衣替えに合わせて

クローゼットの中は衣類だけではなく、バッグなどの小物類や収納ボックスなど、多くの物を収納させて掃除がしにくい場所です。衣替えに合わせれば、中の物を全て出して徹底的に掃除できる良いチャンスです。

●上から下へホコリを取る

棚板の上や壁面のホコリはハンディーモップで取り除きましょう。その後、床の隅々まで掃除機をかけてホコリを吸い取りましょう。

●水拭きした後は、しっかり乾燥

掃除機をかけた後は固く絞った雑巾で水拭きをしましょう。アルコール除菌スプレーを雑巾に吹き付けて拭けば、カビ発生の予防にもなります。水拭きの後は風を通して、しっかり乾燥させましょう。

カビ・防虫対策

掃除が終わった後は衣類などを収納させますが、湿気をためないようにする工夫でカビの発生を抑えることができます。

●詰め込み過ぎず8割程度におさえる

クローゼットに詰め込み過ぎると湿気がたまりやすくなり、カビやダニが発生しやすい環境になります。8割程度を目安にゆとりのある収納を心がけましょう。

●衣類は干してから

その日に着た服はすぐにクローゼットに戻さないようにしましょう。ハンガーにかけて湿気を飛ばし、ブラッシングをして服の表面についた汚れを落としましょう。

●防虫対策として

衣類のシミや汚れ、汗などは虫食いの原因になります。衣替えの際は必ず洗濯するか、クリーニングに出して汚れを落としてからしまいましょう。防虫剤は商品説明を確認し、適量を正しく使用しましょう。

収納するときの工夫

●掃除のときに出し入れしやすいように

バッグなどの小物類は床置きにせず、収納ケースにしまうか、つるすなど工夫をしましょう。クローゼット下段の収納ケースはキャスター付きにすると、掃除の際の移動もスムーズになります。

●不要な衣類を手放す

衣類を詰め込みすぎないように、「古くて傷んでいる」、「2年以上着ていない」、「流行遅れ」などの衣類は、思い切ってリサイクルに出すなどして手放しましょう。

●衣類は季節ごとに分類

衣類は季節に応じて、「春と秋」、「夏」、「冬」、「オールシーズン」の4つに分類すると管理しやすくなります。

大切な衣類やアイテムを長持ちさせるためにも、定期的なクローゼットの掃除と清潔な空間づくりを心掛けてみましょう。