住まいの知恵災害への備え

除雪器具の準備はお早めに!適材適所の除雪器具計画

目次

  1. 場所によって使い分けが必要な除雪器具
     Q. 朝起きて10cm雪が積もっていました。玄関に出てまずポーチの除雪をします。どの方法が最適?
  2. 雪の量と場所に合った除雪道具 

コラム:要注意!ヒートショックは若くても起こる


1.場所によって使い分けが必要な除雪器具

Q. 朝起きて10cm雪が積もっていました。玄関に出てまずポーチの除雪をします。その際に下記のどの方法が最適でしょうか。

1・ プラスチック製スコップで除雪する
2・ ほうきで掃く
3・ 鉄スコップで除雪する
4・ お湯をかけて溶かす

答えは1の「プラスチック製スコップで除雪する」です

新雪で、軽い雪が10cm降った場合であればプラスチック製のスコップをおすすめします。プラスチック製のスコップをおすすめする理由は、ポーチタイルの破損を避けるためです。鉄製やアルミ製のスコップで除雪する際に、タイルやタイルの目地にぶつかり割れてしまったという事例があります。

しかし、降り積もって日が経った雪や、道路が凍結するほど冷え込んだ日の雪など、雪質や気温、地域により違いますので必ずそうとは限りません。鉄製やアルミ製での除雪の際は十分に気をつけて行いましょう。

水栓柱や花壇、エクステリアライトなど除雪の際には大体の場所を思い出し、プラスチック製のスコップで優しく行いましょう。

2.雪質と場所に合った除雪道具

除雪道具にはサイズや形、大きさ、材質も色々あります。雪の状態と場所に合わせて使い分けるととても便利です。

どのお宅でも見かける顔ぶれですが、大雪の際に毎日の除雪で腰痛やギックリ腰になった人もおられました。もっと楽に除雪がしたい!腰を痛めないように除雪ができれば…と思う人も多いはず!最近は普通のスコップよりも楽に除雪できる物もありますので、いくつかご紹介したいと思います。

除雪は重労働です。体力のある人でも毎日続くと腰や腕を痛めてしまいます。今年は少し楽に除雪できるように、道具の買い替えや買い足しも検討されるといいかもしれません。

本格的な冬が来る前に自分に合った器具を揃えて雪に備えましょう。


-コラム-

今年の冬も昨年同様寒くなると言われていますが、寒さ対策はできていますか。寒い時期になるといつもより熱めのお風呂で温まりたくなりますが、気をつけなければいけないことがあります。「ヒートショック」です。

ヒートショックとは

急激な温度変化による血圧の急変動に耐え切れず、失神や脳卒中、心筋梗塞などの心臓や血管の疾患が起こることをいいます。

厚生労働省の調査によると、「交通事故」による死亡者数よりも「不慮の溺死及び溺水」による死亡者数の方が多く、「不慮の溺死及び溺水」の内71%を占めているのが「家や居住施設の浴室における死亡」になり、心疾患や脳血管障害等の病死が死因であると判断されることもあります。(令和2年11月19日消費者庁資料より)

全てではありませんが、原因の1つとしてヒートショックが考えられます。

ヒートショックが起こる原因

真冬に、暖房がついたリビングと暖房がついていないトイレや浴室を比べると室温差が10℃以上あると言われています。

入浴の場合、リビングなど温かい部屋から寒い浴室に移動することで体は体温調節のために血管が縮み血圧が急上昇します。その後、温かい浴槽につかることで血管が拡張し、血圧が急激に低下してしまいます。この時点でヒートショックを起こし、意識障害を引き起こし浴槽内で溺死してしまうパターンも多くあります。一連の入浴行動の中で血圧が急激に変動し、ヒートショックを引き起こしてしまうことがあるのです。

ヒートショック対策

1.入浴時に家族に一声かける

入浴前に家族に声をかけておくことで、もしもの時に早く気付いてもらえるので知らせておくといいでしょう。

2.脱衣室、浴室やトイレを暖めておく

・浴室換気暖房乾燥機設置やウォールヒートを設置する
人感センサー付きだと、人がいるときだけ暖かく電気代も節約でいます。

・入浴前に浴室床や壁にシャワーを90秒程かけて扉を閉めて4分ほどおく
こうすることによって、シャワーを掛ける前より約3℃~4℃浴室が少し暖められます。

・湯船の温度は41℃以下にし、長湯はしない
急激な血圧低下を防ぐため、温度は41℃以下にし、暖めすぎないようにします。

さいごに

高齢者や心臓や血管に持病がある人や病歴がある人はもちろん気をつけなければいけませんが、温度差があれば若者や子供もヒートショックになる可能性があります。若いからと油断せず、温度差がある場合は対策をとり危険から身を守りましょう。