部品不足で納期に注意!?2022年のメンテナンス事情
昨年の今頃は、大雪により身も心も疲れていた頃ですが、今年は昨年と比べるとまだ雪は少なく感じる方も多いと思います。しかし寒い冬はまだまだ続きます。そして、この時期はガレージや給湯器のトラブルが多い季節となり、当社でも交換の依頼を多くいただきます。
しかし、長引く新型コロナウイルスの影響や、天候の関係により、修理や交換のご依頼を頂いてもすぐに対応ができない場合がありますので注意が必要です。今回は、特に気をつけていただきたいものを2つお伝えします。

目次
-トラブルは早めの交換で回避
1.給湯器
2.ガレージ
-まとめ
トラブルは早めの交換で回避
給湯器
ご存じの方も多いかと思いますが、新型コロナウイルスの影響により、ご依頼を頂いても給湯器がすぐに交換できない事態が起きています。

海外からの半導体をはじめ、色々な部品の供給が滞っていることが原因で、注文から商品が届くまで数か月かかる場合もあります。この状況がいつまでかかるかはまだ分かっていませんが、急にお湯が使えなくなってしまう前に交換できることが望ましいですね。
給湯器の交換目安
給湯器の平均的な寿命は10年から15年とされていますが、使い方や使用頻度や給湯器種類によっても異なります。この平均寿命はあくまでも目安になります。使用時に異音がしたり、お湯の温度が定まらなくなった、などいつもと違うと感じたら交換の時期かもしれません。
また、10年を過ぎても何ともなく使用できる場合もありますが、一定期間ごとにモデルチェンジするため、旧型の部品が調達できず修理できない場合もあります。
冬は特に給湯器の不具合が多い季節になりますので、交換時期の確認と早めの交換をおすすめします。
ガレージ
ガレージでは今の季節にトーションバー交換のご依頼を多くいただきます。
トーションバーの交換目安
トーションバーは使用期間や開閉頻度など色々な要因経年が劣化に繋がることがあります。寿命は何年とは決めれませんが、だいたい7~8年あたり(2台の車が出入りする開閉回数が約1万回)でト―ションバーのバネ切れが発生します。
また、気温が下がるにつれて、金属は硬化する性質があるため、冬場はトーションバーが切れる(バネ切れ)リスクが上がります。バネが切れるとガレージパネルの開閉に支障をきたすため、前もって交換される方が近年多くみられます。

現時点でガレージは給湯器のような納期の心配はありませんが、早めの交換で急なトラブル回避に繋がります。
まとめ
それぞれの設備やその部品には、最適な交換、メンテナンスの時期があり、タイミングを逃してしまうと、大きなトラブルへつながります。ガレージや給湯器から異音はしないか、今までと違う点はないか、を一度確認してみてください。
永く住むお家のコンディションは定期的にセルフチェックを行うことで小さな異音や症状を、早めに発見し、早めにメンテナンス依頼をかけることで良い状態をキープできます。軽微な修繕ですめば出費も抑えることができます。心配な場合はプロに確認してもらうことをお勧めします。